- そうぞく
- I
そうぞく【僧俗】僧侶と俗人。 出家と在家。IIそうぞく【宗族】(1)共通の先祖をもつ一族。 一門。 また, 父方の一族。(2)中国の父系親族集団をさす語。IIIそうぞく【相続】(1)先代に代わって, 家名などを受け継ぐこと。
「名跡を~する」
(2)〔法〕 死者が生前にもっていた財産上の権利・義務を配偶者・子などの親族が包括的に承継すること。(3)次々に続くこと。IV「凡(オヨソ)百五十余年連綿と~す/滑稽本・浮世風呂 3」
そうぞく【草賊】(1)こそどろ。 こぬすびと。「~ヲタイラゲル/ヘボン(三版)」
(2)取るに足りない反逆者。 小賊。V「丈(タケ)の知れたる~共/近世紀聞(延房)」
そうぞく【装束】「しょうぞく(装束)」に同じ。VI「まゐりの夜の人々~せさせ給ふ/源氏(乙女)」
そうぞく【装束く】〔名詞「そうぞく(装束)」を活用させた語〕(1)装束を着ける。 よそおう。「しなやかなる童の, えならず~・きたるぞ歩み来たる/源氏(夢浮橋)」
(2)支度を調える。 飾りつける。「~・かれたる御琴三つ御笛三つとりいでさせ給ひつ/宇津保(蔵開上)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.